コンクール前のホール練習時の演奏です♪
好きに弾いていいよと言ったら本当に何から好きに弾いてくれました笑
ショパン スイス少年による変奏曲
若き日の希望に満ちたショパンが作曲した超絶技巧の一曲。
スイス少年、スイス少年と言われますが、パデレフスキ版の楽譜にはスイス少年という単語はじつはありません。
子どもたちに、若きショパンと言ってもあまり想像がつきません。
本を読ませても、やはり病床のショパンやワルシャワ逃亡、ジョルジュ・サンドとのショパンのイメージが強く、そうなる前のキラキラしたショパンが作曲していてもマイナスなイメージなのかどこかマイナスな表現を選びがちです。
(気持ちはわかるけどね!)
5.6年生で身長ギリギリ140あるかないか、小さな子ですがある程度の譜読みを一人でこなし、自宅での練習は本当にほぼ一人。
イメージも自分で熟考し、なぜうまくいかないのかを一人黙々と向き合う毎日だったようです。
ここから先更に変化を遂げて本番ではさらに呼吸の深く変化に豊んだ落ち着いた演奏となりました。
細かいところをつつけばもう少し音を聴いて欲しいところやリズム感テンポ、バランス変奏曲ならではの性格など多々ありましたが…
心身ともに幼く、まだまだ早熟さのある演奏ですが、先の光の見える素晴らしい成長を感じました♪
※Mioピアノ教室限定公開です